MUSES-C

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小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)のTCM-4、 WPAへの精密誘導完了


 日本時間2010年6月9日15時00分にTCM-4が正常に実施されたことを確認しました。この運用により、豪州WPA内着陸想定地域への精密誘導が完了しました。

 探査機の状態は良好です。

「はやぶさ」u10イオンエンジン 往路・復路運転完了
はやぶさのμ10イオンエンジンは、その生みの親であり、豪州で待つ國中先生の方へ、忠犬の如く一直線に駆けてゆきました。 システムの累積運転時間:4万時間は世界一です。 いや、そんなことに関係なく『我らのイオンエンジンは世界一のエンジンだ!』と今なら胸を張って言えそうです。

最後のヤマトシールが貼られたよ!おめでとう!

世界一の運用時間を誇るイオンエンジンが無事役目を終えたようです。
さまざまなトラブルに見舞われながらもここまで漕ぎつけた人々の知恵と根気は素晴らしいと思います。

イトカワへのタッチダウン直後のプレスリリースを見たときに、PLANET-B(のぞみ)のことが脳裏をよぎりました。
それでも通信が回復してベーキング処理も成功して、と少しずつ希望が見えてきてまたトラブルが発生して、とドキドキしながら情報を追っているうちに、普段なら宇宙関連に興味を持たないような方でも「はやぶさ」の名前を覚えてくれるような知名度を得て、ついに13日夜に大気圏に突入することが確実になりました。

突入直前の軌道を見ると、どうやらオーストラリアに向かう前に九州のやや南あたりを通過するようです。
残念ながら一般の観測機器では見えない明るさだそうですが、いくつかの天文台が追尾してくれそうですので、後日突入直前のはやぶさの姿も見れるかもしれませんね。

今度の日曜がとても楽しみです。